長所それぞれ!OPP袋とCPP袋の違いについて
2017年11月06日 19時00分
OPP袋はポリプロピレン製の延伸性を持つ袋です。
長所としては透明性が高く光沢感もあり、引っ張る力には耐性があります。
耐湿性にも優れ、湿度の高い環境下においても安定した強度を持続できます。
引っ張っても伸びず、しわになりにくいので、コンビニなどで使用される立ち読み防止カバーや
DM用などの中身が見える封筒などに多く使われ、雑貨や衣料、乾燥食品の袋などにも使われています。
これに比べてCPP袋は、OPP袋に比べて透明度は低いですが、OPP袋より柔軟性があり耐張力が高いと
いったメリットがあります。
パンや麺類などの食品をはじめ、野菜などの個別包装にも多く使われている他、耐熱性もあり
ヒートシール性も高いために、ラミネートなどのシール素材などにも使われています。
OPP袋とCPP袋は見た目の判別が難しく、袋の性質で用途も変わってきます。
透明度も若干の差があるだけで見た目にはっきりわかるほどではありませんが、
表面に印刷した時の発色などはOPPのほうが高く、様々な製品の包装などに使われるケースも多く、
中身が見えたほうが良い場合などに非常に優れている素材です。
また、耐湿性に優れているために雨天時など水に触れることがある場合でも、
中身が濡れなくて済むという利点があります。CPP袋はOPP袋に対して引っ張り強さと
引き裂けにくいという著力に対しての強度があります。
手触りも滑らかでしっとり感もあるために、内容量の大きなものなどを入れても
損傷することが少ないために、大きめの書籍やカタログ、電話帳などの配達の時にも使用されています。
OPP袋に比べてCPP袋のほうがサイドシールの部分が裂けにくいため、液状に近い物質の
サンプル採集袋などにも使うことができます。
見た目や色などがほとんど同じで、手触り感などで若干の違いを感じることができますが、
大きな違いは引っ張ることによってその違いに明確な差を感じることができます。
引っ張って破れにくいと感じた袋がCPP袋になります。
やぶれにくいCPP袋是非ご活用ください。
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